雹による家屋・自動車などの被害について

雹災被害を受けられました皆さまに、心からお見舞い申し上げます。

2024年4月16日に東播~西播地域に突然降り注いだ雹により、多くの家屋・自動車が被害を受けております。

本日5月30日時点で未だ半分も支払に至っておりません。工務店、修理業(板金業)者さんも手一杯の中、復旧に向けた修繕・保険金支払いが続いている現状です。

本音は(多分)遅いな、早よしてよ、の想いを抱きつつ、お待ちいただきお礼の言葉を頂戴しておりますこと、本当に感謝しております。


こうした中で、トラブルも少なくないので少しメモ書きしておきます。

■ 災害時に安易に「保険金で全部支払われるから」の言葉に惑わされないこと

→ 何でも保険で直せるならそもそも家のメンテナンスなんてしなくても良い

  原因が「経年劣化」である場合、保険金は支払われない

  (とはいえ、なるべく払えるよう査定しています)

→ 被害の70%以上は60歳以上の方から

→ 大量の方が被害を受けており、また被害状況も様々なので、残念ながら確実な線引きが難しい=支払われた、支払われなかったの噂話が事実と異なる形で広まっているケースが散見される

⇒ トラブルに遭われた場合、下記に速やかにご相談ください

■自動車について「修理せずに保険金だけ受け取っても良い?」の質問が多い

→ 問題ありません。(通常の事故より等級の影響が小さいことも理由の一つ)

→ 一部だけ修理(ガラスやミラー、目立つボンネットだけ)も可能

→ 但し修理せずに乗り続ける場合、車の価値は受け取った金額分下がります=車両保険金の受取額は下がる(そうでなければ何度でも雹が降り、事故を起こす度に保険金を受け取れることになり、大儲け)

=全損で保険金額を受け取った場合、その時点で保険会社に所有権が移ります。乗り続けるには車の下取り額を差し引いて保険金を受け取る⇒その額の価値に下がる

→ 次に事故があった場合、車両保険金は出ない・減額される

これが一番注意すべき点なのですが噂話は「保険金を受け取れる」だけが先行している


弊社のお客様につきましては、何がベターかその都度ご相談ください



  



アーク保険事務所(アーク通信)

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